本日、我が国は敗戦後70年を迎えます。新聞、雑誌などで随分と、特集が組まれました。書店に並べられた書籍など、かなり詳しい内容のものもありましたね。一番心配な著者の方々も、自分が知っている保守系の先生方が多く見受けられました。
あの震災以来、この国が戦後歪められた本来の姿を取り戻すべく、少しづつではありますが浄化が始まった、そう感じております。 人間だけで歴史を編むと考える事を、平面史感と呼ぶそうです。人間だけではなく、そこに目に見えない大きな力が働いている、と考えるのが立体史感。当然その力とは、古事記に出てくる日本の神々によるものです。
さて、話を本題に戻しましょう。以前からあの戦争に関して、ある程度の知識はありましたが、ここ数年間、もう一度勉強し直しました。当然、教科書となり得るのは、この国を愛する先生方の著書になります。特に重視したのが、国体感のしっかりしていらっしゃる方々。天皇家、国家の歴史、そして、我が靖国を軸に据えていること。これが大前提。保守面してうまいこと言っている方々はあんまり相手に出来ません。例えば、女系天皇容認、靖国に代わる施設をつくれ!とか、おっしゃる先生方は、けつに、中共やユダヤがくっついていそうなので、必要な知識だけ頂くことに、いたしました。
そんな中で彗星の如くまかりでましたのが、元ウクライナ大使の、馬渕睦夫さんでした。馬渕氏は、キューバやウクライナのなど各国の大使を務め、外務省退官後は防大で教鞭をとっていらっしゃいました。 彼の著書によりますと、あの戦争、支那事変や太平洋戦争は、アメリカのウォール街やイギリスのロンドンシティのユダヤ系の金融資本家達によって仕組まれた。日本の関わった戦争だけではなく、ロシア革命やベトナム戦争、朝鮮戦争、アメリカの南北戦争など多くの国家間の争いに、ユダヤが深く関与しているとの内容です。
例えば、支那での泥沼の戦いは日本を疲弊させたいソビエトとソビエトにコントロールされた社会主義者達の影響力が強かったアメリカによるものと理解しておりました、だからアメリカは表向きは国民党の蒋介石を支援し、ソビエトは中共の毛沢東を支援していたわけです。つまりソビエト、コミンテルンが主役でその影響力を受けていた、アメリカを使い日本を支那大陸に縛り付けておいた。そう考えておりました。
分かりやすく整理しますと。日本はソビエト、コミンテルン、彼等に操られたアメリカによってあの戦争の引きづりこまれた。との解釈でした。
ところが違った。馬渕さんの著書によると、アメリカの狙いは国民党、蒋介石と日本を戦わせ蒋介石を疲弊させて相対的に毛沢東を優位にし、中国を共産化することが、目的であった。そうです、民主主義の国、アメリカの狙い、当時の支那を共産化することにあったのです。
続く。