天皇陛下の生前退位その1

昨日、天皇陛下の国民に向けたビデオメッセージが流されました。自分も休みの月曜日でしたので、自宅にて陛下の御言葉を拝聴させていただきました。
御言葉の中、陛下は高齢により象徴天皇としての務めが困難になっていくことを案じておられるようでしたね。
生前退位となると皇室典範の見直しなど種々の問題が生じてきます。災害時に被災地訪問をなさる時でも、極力現地に負担を、かけぬように御配慮された陛下でしたが。
自分は生前退位には、反対です。摂政をおけば宜しいだけの事、しかし陛下は摂政をおく御意志はないようです。今は治世が落ち着いているからいいんですが、この先にとんでもない権力者が現れ、時の陛下が自分の思い通りにならないから、退位させ、幼帝を担ぎ上げ世を動かすこともあるかも知れませんね。
詳しくは調べてませんが日本史を遡ると、法皇、上皇、女帝などの時に、国が乱れるように思えます。最近でも、民主党政権下、小沢一郎が集金平にはくをつけさせるために、宮内庁を恫喝して、無理矢理陛下を会見させましたね。その集金平の中共が我が国に何をしてくれていますか?
それでも陛下は生前退位の御意志を間接的ではありますが、述べられました。 自分は本当の理由は他にある気がいたします。はっきりと申し上げます。それは雅子様を念頭においていらっしゃるのでは、ないでしょうか?
メディアでは全く報じませんが天皇陛下の一番大事なお務めは内閣総理大臣を任命することではなく、外国からの要人にお会いすることでもありません!それは祈る事です。皇室祭祀と言われております。天皇家とは神話にその起源をもとめます。天照大御神のお孫さんのニニギノ命の降臨より初代神武天皇そして今上陛下まで多分何万年もの歴史を誇ります。ですから陛下のみならず皇室の一番大事なお務めは、皇祖皇宗の神々に、国民の安寧、五穀豊穣を祈る。と云うことです。一例をあげますと、毎朝、石灰壇に立たれて、伊勢神宮を遥拝なされるそうです。これは行幸中でも同様だそうです。飛行機の中でも、ここが石灰壇と見立て遥拝なさるそうです。
特に平成の天皇皇后両陛下は孝明天皇以来どの天皇よりも祭祀を厳修されていると伝えられております。両陛下は祀りごとに命を賭けていらっしゃるのです。 少し前に、美智子様の本を読みました。初めて民間人として、皇后様になられた美智子様は宮中内での虐め、メディアの言われなきバッシングにさらされ、心痛のあまり、失語症になってしまいました。7ヶ月に及ぶ失語症を乗り越えた美智子様はこう、おっしゃったそうです。「私はもう大丈夫、ピュリファイ、つまり浄化されましたから。」とおっしゃったそうです。
続きはまた。