鹿屋での不思議な出逢い

鹿屋での不思議な出逢いはまだじっくり書かせて頂きます。鹿屋基地にある資料館の見学を終えて近くの慰霊塔に行き沖縄沖に散華なさった908名の英霊に、哀悼の意を表し桜島を目指します。

桜島口に近くなりますと噴煙による火山灰のため時折ワイパーを使います。間近で見る桜島は迫力満点です、廃業したホテルさんが目につきます。島を半周してフェリー乗り場近くの足湯で一休み。

フェリーで対岸の鹿児島市内まではアッという間につきます。このフエリーは24時間運航しているそうです。市内に入りましたら、島津公の磯庭園を散策、このあたりから空腹のため二人とも口数が少なくなってきます、散策は早めに切り上げてホテルに入りました。今夜のお宿は「城山観光ホテル」です。チェックインの際に嬉しい贈り物がありました。スタンダードツインのお部屋がスーペリアー何とかというお部屋にグレードアップされていました。予約を入れた時はJ.T.B.さんは後一部屋だけです。といっていたそうですが?あーこれは鹿屋の連中が「遠路はるばるご苦労さん」てプレゼントしてくれたんだ、そう思いました。
夕食はついておりませんので風呂とサウナで汗を流して繁華街の天文館へ、ここは鼻を効かせて悔いの無いよう飲み屋を探します。以外とコジャレた、イタリアン、フレンチの店が多かったし和食の店モモダンな感じです、横浜とたいしてかわりません。ンじゃつまりませんので、最初に目についた湯豆腐屋ノ暖簾をくぐります。

「ごん兵衛」さんという湯豆腐屋さんです。名物の湯豆腐と串焼き、酢の物をいただきました。きびなこ、牡蠣の串焼きは焼酎にピッタリ。湯豆腐も具沢山、二人で丁度です。U字のカウンターだけで女性二人が切り盛りしています。奥の調理場に三代目のご主人がいらっしゃいました。創業96年の老舗だそうで有名人の色紙も飾られています。ふとみると、あおい輝彦さんのお写真もありました。それで思い出したんですが少し前にテレビで紹介されたお店でした。我々ともう二組いらっしゃいました、そのうちの一組の方がごあいそといってから日本酒をすすめられるままに二本追加して飲んでいらっしゃたのが印象的でした、さすが96年老舗の力です、私も見習わなければ。カウンターの女性と楽しいやり取り、これも旅行の醍醐味。

店を後にして宿に帰りました。
翌朝は桜島からの日の出を拝むため露天風呂の浴槽に陣取ります、皆さん同じ目的で風呂は大にぎわい。日の出が始まると女湯から喚声があがります。

朝御飯はバイキング、沢山色々な物が食べたいので熊吉君とは別々のものを選択いたします、和食が続きましたのでこの時はアメリカンブレクファスト、でも最後にホテル特製カレー。暫くは動けん。ウップ。
さあ、今日は最終日、しまっていこー!目的地は知覧、鹿屋は海軍航空隊の基地でしたが知覧は陸軍航空隊の基地でした。鹿屋同様、多くの若者が沖縄めがけ飛んでいきました。最近は食堂の奥さんと隊員達の交流を描いた映画もありますね。